ルノルマンカードで占いをしてみたいけれど、「カードをどう並べればいいの?」と迷っていませんか?
ルノルマン占いでは、カードの並べ方を「スプレッド(展開法)」と呼びます。スプレッドにはいくつもの種類があり、質問の内容や知りたい深さによって使い分けるのがポイントです。
この記事では、ルノルマンカードの代表的なスプレッドを5つ紹介します。1枚引きのシンプルなものから、36枚すべてを使う本格的な展開法まで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
読み終わるころには、自分の悩みにぴったりのスプレッドが見つかるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。
ルノルマンカードのスプレッドとは?
まずは「スプレッド」という言葉の意味と、スプレッド選びが占いの精度に直結する理由を押さえておきましょう。
スプレッド=カードの並べ方
スプレッドとは、占いのときにカードをテーブルに並べるパターンのことです。英語の「spread(広げる)」が語源で、日本語では「展開法」とも呼ばれます。
ルノルマンカードのスプレッドでは、カードを置く位置ごとに「過去」「現在」「未来」など決まった意味があります。どこにどのカードが出たかを組み合わせて読むことで、質問への答えを導き出せるのです。
タロット占いにもスプレッドがありますが、ルノルマンカードならではの読み方もあります。ルノルマンカードの基本的な特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。
質問に合ったスプレッドを選ぶのがコツ
ルノルマン占いで大切なのは、「何を知りたいか」に合わせてスプレッドを選ぶことです。
たとえば、「今日のラッキーカラーは?」のようなシンプルな質問なら1枚引きで十分。一方、「転職すべきかどうか」のように複雑な悩みには、5枚や9枚を使ったスプレッドが向いています。
質問とスプレッドのミスマッチがあると、せっかくカードを引いても答えがぼんやりしてしまいます。この記事で紹介するスプレッドの特徴を覚えて、場面に応じた使い分けができるようになりましょう。
ワンオラクル(1枚引き)|今日のメッセージを受け取る
ルノルマン占いでもっともシンプルなスプレッドが「ワンオラクル(1枚引き)」です。カードを1枚だけ引いて、そのメッセージを受け取ります。初心者が最初に試すスプレッドとして最適でしょう。
やり方
- 36枚のルノルマンカードをよくシャッフルする
- 心の中で質問を思い浮かべる(「今日の私へのメッセージは?」など)
- カードの束から1枚を引く
- 引いたカードの意味を読み取る
たったこれだけです。準備も時間もほとんどかからないので、毎朝の日課にしている人もたくさんいます。
こんなときにおすすめ
- 今日一日のテーマやアドバイスが知りたいとき
- Yes / No で答えられるシンプルな質問をしたいとき
- ルノルマンカードの意味を覚える練習をしたいとき
読み方のポイント
ワンオラクルでは、引いた1枚の意味をストレートに受け取ることが大切です。たとえば「ハート」が出たら愛情や幸せ、「雲」が出たら迷いや不安定さを示しています。
深読みしすぎず、パッと見たときの直感を大事にしてみてください。カード1枚1枚の意味を知りたい人は、全カード解説の記事が役に立ちます。
3枚引き|過去・現在・未来を読み解く
ワンオラクルに慣れたら、次にチャレンジしたいのが「3枚引き」です。過去・現在・未来の流れを読み取れるので、状況の変化をつかみたいときに重宝します。
基本の並べ方
3枚引きの並べ方はとてもシンプルです。
- カードをシャッフルし、質問を心に思い浮かべる
- カードを3枚引き、左から順に横一列に並べる
各位置の意味は次のとおりです。
- 左(1枚目):過去 ― これまでの経緯や原因
- 中央(2枚目):現在 ― 今の状況やあなたの立場
- 右(3枚目):未来 ― これから起こりそうなこと
3枚の読み方
3枚引きのコツは、カードを「一つの物語」としてつなげて読むことです。
1枚ずつバラバラに意味を見るのではなく、「過去にこういうことがあったから、今こうなっていて、この先はこう展開しそうだ」というストーリーを組み立ててみましょう。カード同士の関係性に注目すると、メッセージがぐっとクリアになります。
リーディングの具体的なコツは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→ ルノルマンカードを読み解くコツ|初心者でも当たる直感リーディングの方法
恋愛の質問での活用例
3枚引きは恋愛の悩みにぴったりのスプレッドです。具体的な例を見てみましょう。
質問:「片思いの彼との関係はどうなる?」
- 左(過去):手紙 → 連絡やメッセージのやり取りがあった
- 中央(現在):雲 → 今は関係がはっきりせず、モヤモヤしている
- 右(未来):ハート → 愛情が深まる暗示、良い方向に進みそう
このように、3枚の流れを追うだけで「今は曖昧だけど、未来は明るい」という読み取りができます。恋愛の悩みについて詳しく知りたい人は、こちらもチェックしてみてください。
5枚引き(クロススプレッド)|状況を深く分析する
3枚引きよりもう少し詳しく状況を知りたいときは、5枚引き(クロススプレッド)を試してみましょう。十字型にカードを並べるのが特徴で、質問に対する多角的な分析ができます。
並べ方と各位置の意味
5枚のカードを十字(クロス)の形に並べます。まず中央に1枚、その左・右・上・下にそれぞれ1枚ずつ配置してください。
- 中央(1枚目):テーマ ― 質問の核心、今もっとも重要なこと
- 左(2枚目):過去 ― これまでの流れや背景
- 右(3枚目):未来 ― これから起こりうる展開
- 上(4枚目):意識 ― あなたが自覚していること、表に出ている要素
- 下(5枚目):無意識 ― 気づいていない本音や隠れた影響
3枚引きの「過去・現在・未来」に加えて、「意識」と「無意識」の軸が加わるのがポイントです。自分では気づけていなかった視点をカードが教えてくれることがあります。
仕事の悩みでの活用例
5枚引きは、仕事やキャリアの悩みで力を発揮します。実際の例で見てみましょう。
質問:「今の職場で働き続けるべき?」
- 中央(テーマ):道 → 選択肢が2つある状況
- 左(過去):錨 → 安定した環境に長くいた
- 右(未来):船 → 新しい旅立ちや変化の暗示
- 上(意識):塔 → 組織や会社への意識が強い
- 下(無意識):星 → 心の奥では希望や理想を追いかけたいと感じている
この結果からは、「安定した環境にいるけれど、本音では新しい挑戦をしたいと思っている。変化の兆しも見えている」と読めます。意識と無意識の違いに気づけるのが、5枚引きの強みです。
9枚引き(3×3スプレッド)|全体像を把握する
さらに詳しい情報がほしいときは、9枚引き(3×3スプレッド)がおすすめです。カードを3行×3列のマス目に並べ、さまざまな角度からテーマを掘り下げていきます。
並べ方
9枚のカードを引き、左上から右へ順番に3×3のマス目に配置します。
- 1行目(上段):1枚目・2枚目・3枚目
- 2行目(中段):4枚目・5枚目・6枚目
- 3行目(下段):7枚目・8枚目・9枚目
3行×3列の正方形が完成したら、読み解きに進みましょう。
中央のカードが鍵
9枚引きでもっとも重要なのは、中央(5枚目)のカードです。このカードがテーマの核心を表しています。
中央のカードを起点にして、上下左右・斜めのカードとの組み合わせを見ていくのが基本の読み方になります。
- 中央の左右:テーマに直接影響している要素
- 中央の上下:表面に見えていることと、隠れている影響
- 四隅:テーマの背景や間接的な影響
読み方のコツ
9枚引きはカードの数が多いぶん、情報量がとても豊富です。一度にすべてを読もうとすると混乱しやすいので、以下の順番で少しずつ読み進めるとスムーズでしょう。
- まず中央のカードでテーマを確認する
- 横の行(左→中央→右)を「過去→現在→未来」の流れで読む
- 縦の列や斜めのラインを見て、補足情報を拾う
- 全体の印象をまとめて、メッセージを言葉にする
最初は難しく感じるかもしれませんが、3枚引きでカードの組み合わせ読みに慣れてからステップアップすれば、自然と読めるようになっていきます。
グランタブロー|36枚全てを使う最も詳細な展開法
ルノルマン占いの最高峰ともいえるスプレッドが「グランタブロー」です。36枚のカードをすべて並べることで、人生の全体像を一望できる壮大な展開法になります。
グランタブローとは
グランタブローはフランス語で「大きな絵」を意味します。その名のとおり、36枚のルノルマンカードすべてをテーブルに広げ、一枚の大きな絵として読み解いていくのが特徴です。
代表的な配置は「8×4+4」の形。上4行に8枚ずつ、最後の行に4枚を並べます。恋愛・仕事・健康・人間関係など、あらゆるテーマを一度に占える点が魅力でしょう。
紳士カードや淑女カードの位置を基準にして周囲のカードを読んだり、特定のテーマカード(ハート=恋愛、キツネ=仕事など)との距離を見たりと、独特の読み方があります。
初心者が挑戦するときの注意点
グランタブローは情報量が膨大なため、初心者がいきなり挑戦するとカードの海に溺れてしまうことがあります。以下のポイントを意識すると、少しずつ読めるようになるはずです。
- まずは36枚のカードの意味をしっかり覚える ― カード1枚ずつの意味があいまいだと、全体を読み解くのは困難です
- 3枚引きや9枚引きに十分慣れてから取り組む ― カードの組み合わせ読みの基礎を固めておきましょう
- 一度にすべてを読もうとしない ― テーマを一つに絞り、関連するカードだけを追うと読みやすくなります
詳しくはグランタブロー専門記事で
グランタブローは奥が深く、この記事だけでは語りきれません。並べ方のバリエーションや詳しい読み方のテクニックについては、今後グランタブローの専門記事を用意する予定です。
まずは1枚引きや3枚引きからスタートして、少しずつステップアップしていきましょう。カードの意味を確認したいときは、全カード解説ページをブックマークしておくと便利です。
どのスプレッドを選べばいい?目的別おすすめ
「結局、自分の悩みにはどのスプレッドが合っているの?」と迷ったら、以下の表を参考にしてみてください。
| 質問タイプ | おすすめスプレッド | 使う枚数 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 今日の運勢・ワンポイントアドバイス | ワンオラクル | 1枚 | 毎日の練習にも最適 |
| 恋愛の行方・関係の変化 | 3枚引き | 3枚 | 過去→現在→未来の流れがわかる |
| 仕事の選択肢・深い悩み | 5枚引き(クロス) | 5枚 | 意識と無意識の両面から分析 |
| テーマの全体像を知りたい | 9枚引き(3×3) | 9枚 | 多角的な読みが可能 |
| 人生全般・複数テーマをまとめて占いたい | グランタブロー | 36枚 | 上級者向け。まずは基礎を固めてから |
初心者は、まずワンオラクルと3枚引きの2つをマスターするのがおすすめです。この2つが使いこなせるようになれば、日常のちょっとした疑問から恋愛や仕事の相談まで、幅広く対応できるようになります。
慣れてきたら5枚引きや9枚引きにチャレンジして、リーディングの引き出しを増やしていきましょう。
まとめ
この記事では、ルノルマンカードの代表的なスプレッド(展開法)を5種類紹介しました。
- ワンオラクル(1枚引き):シンプルな質問や毎日の練習に
- 3枚引き:過去・現在・未来の流れをつかむ基本形
- 5枚引き(クロス):意識と無意識の両面から深く分析
- 9枚引き(3×3):テーマの全体像を多角的に把握
- グランタブロー:36枚すべてを使う最も詳細な展開法
スプレッド選びのコツは、「知りたいことの深さ」に合わせて枚数を選ぶことです。シンプルな質問なら少ない枚数で、複雑な悩みには多い枚数で。この基本を押さえておけば、迷うことはありません。
まずは1枚引きから気軽にはじめて、カードとの対話を楽しんでみてください。あなたのルノルマン占いライフが、もっと充実したものになることを願っています。
リーディングのコツについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
→ ルノルマンカードを読み解くコツ|初心者でも当たる直感リーディングの方法


